白川郷
白川郷は高山駅付近から車で1時間弱の距離にあります。
飛騨高山の観光旅行の3日目に世界遺産の白川郷を訪れました。
11月下旬でしたが、向かう途中の道路は、昨夜の雪が残っている箇所がありました。スタッドレスタイヤのレンタカーを借りて正解でした。
白川郷は日本の原風景である合掌造りが残る集落です。
この地は日本有数の豪雪地帯であり、、冬は一面の雪に覆われます。
2月になると積雪が170センチ以上になることもあります。
1995年に、富山県の五箇山とともに白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産に登録されました。
白川郷合掌造り集落
この日は雨でしたが、雨上がりに虹ができ、その根元まではっきりと見えました。
和田家
白川郷合掌造り集落にある和田家は、世界遺産地区では最大級クラスの合掌造りで、国の重要文化財に指定されています。江戸時代に名主や番所役人を務めていて、焔硝の取引によって栄えました。
現在も住居としながら、1階と2階部分を公開しています。
長瀬家
長瀬家は250年続く旧家で、初代から三代目当主までは医者だったため、江戸時代に使われた医療器具が展示されています。5層建ての合掌造り家屋で、約11メートルの一本柱(合掌柱)が大きな屋根を形作っています。
明善寺鐘楼門
1801年に建てられたとされ、屋根は茅葺きで、一階に板庇をつけた珍しいつくりの建築物です。
団子屋
白川郷の中には、食事処のほか、飛騨高山の郷土グルメである五平餅やみたらしだんごなどを販売しているお店もあります。
荻町城跡展望台からの風景
荻町城跡は、断崖絶壁になっている中世の山城で、白川郷合掌造り集落が眼下に広がり、絶好の撮影ポイントになっています。
展望台へは、荻町合掌集落からゆるい傾斜の歩道を登るコース(約20分)か、シャトルバス(約10分)によって行くことができます。
合掌ミュージアム
道の駅白川郷の中にあり、合掌造りのしくみを学べる施設です。入場料は無料です。本物の合掌造りを移築し、屋根の構造や建築過程をわかりやすく説明しています。茅葺職人の人形たちで作業の様子を知ることができます。
道の駅の売り場では、お土産物や食事を販売しています。